説得奮闘記
インドは危ない、アフリカは危険だ、トルコはやめとけ。
たしかに世界は危険で溢れてるけど、でもそれは日本だって同じなわけでさ、
明日、交通事故に巻き込まれるかもしれないし、どこにいたって危険な目に遭うときは遭う。
娘の安全を思ってのことだとはわかってはいるけど。
でも、こんなふうに21年間親の言うなりに縛り付けられて、話も聞いてもらえないのって、どうなのよ。
少しくらい、娘の話くらい、聞いてくれないのかねえ。
お金も自分で貯めたし、理想をぶっこんだ初めの計画の、100分の1くらいに抑えた計画にしたのに。
それでも出発できないよりましだ、って思って。
(ほとんど見てすらもらえなかったから、自分で記念撮影😇)
なんにも伝わんないのか〜。
しまいには、「説明する」じゃなくて「説明します」にしておきなさい、って計画書の言葉遣いまでこと細かく怒られた😇
「おかえり」と言っただけで、「おかえりなさい、と言え」って怒られる家だもんね。
どうかしてるわ。
その国名を聞いただけでやばい国だって判断されてしまう、そんな現実が悲しくて仕方ない。
インドにだっておんなじ人間が暮らしてて、悪いことするのは一部の人間だけなのに。
そして彼らも、悪いことをしたくてしているんじゃないみたい。(もちろんみんなとは言わないけど。)
誰だって、人を裏切りたくて、裏切るわけじゃない。
裏切ることが必要な社会が、人間をそうさせる。貧しさが、人間の理性を奪い、人を傷つける武器になってしまう。
貧困の根は本当に深い、ということを本を読んで知った。
(ネパール、パタン)
ボランティア行って、そういう貧困の現実を実際に見て、貧しい暮らしをしてる人たちに寄り添って、少しでも理解したいと思ってたのになー。
わたしはそんなに危ない旅をしに行くわけじゃないのになー。
さて、ここからどうしようかな。
ついにネパールにも行けないのかな〜〜。
もう打つ手が思い浮かばないや。
どう頑張ったらいいんだろう。