MINAPAN

ネパールマジックにかかった大学生のブログ。2月からネパール長期ボランティアに行ってきます✈︎ ❤︎ ✈︎ ❤︎

ヒッチハイクの魅力とは?

久々にヒッチをしました。
今回は名古屋から東京まで。

 

スケッチブックを掲げ続けている時間はじろじろ見られるし、毎回初めはいつも怖がってますが、今回も15分も待たずに声をかけて来てくれた人がいました。

 

結局、2台、7人の方にお世話になってゴール。
バスよりも早い5時間弱で着いちゃった!

 

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(名古屋の味噌カツ味のプリッツと、スペイン巡礼中のベストショットをプリントした写真をお礼に用意。写真が意外と喜ばれました。)

 

ところで、ヒッチハイクのいちばんの魅力は、「頭が柔らかくなること 」じゃないかな、と思います。

 

ヒッチハイクをすると、これまでの人生で自分と関わりがなかった人たちとダイレクトに繋がれる。

 

例えば、イベントに参加したり、人に繋げてもらったりすることでも人脈は広げることができます。

 

でも、ヒッチではおそらくそのような方法では届かないような人、例えば個人で小さな事業をしている職人さんや、会社の社長さん、今は退職したけど若い頃は仕事で中国にバリバリ出張してたんだ〜と熱く語る人、など。

 

ヒッチハイクは、そうやってこちらが期待しないような人たちと出会える場、でもあるのです。

 

そうすると、改めて人って多様だな、ということに気づくし、自分の殻を破ってみる少しの勇気と運があれば、ちょっとした非日常的な世界を旅することができる、と思うのです。
ヒッチハイクは、頭をそういう意味で柔らかくしてくれる気がします。

 

もちろん、乗せれくれる方への感謝の気持ちは忘れてはいけませんが。
彼らの好意がなければ毎回目的地に到達できてませんし、彼らの親切があるからこそ、乗せてもらう側はこうして旅や出会いを楽しむことができているということは心に留めて。

 

頭最近固いな〜という時にはヒッチハイク、おすすめです!

 

憧れのひとに会ってきた😍

昨日はマザーハウスの山口さんの講演会に行ってきました!

 

 

先月たまたま本を読んで知った、山口さんとマザーハウス

 


昨日は実際に直接お話を聞けるということで、ワクワク😆

 

 

 

 

 

ん〜〜〜感動!

 

 

フェアトレードは、貧しさを一種の売りにしている面があるけど、マザーハウスのやってるこ
とはそうじゃない。

 

 

途上国から、日本で普通に売ってるバックと品質やデザインにおいて、十分勝負できる物を作り上げる。

 

 

日本の人たちが「かわいい!」「かっこいい!」って思って買う、その消費活動の先に、途上国の笑顔を繋げる。

 

 

めちゃくちゃすてきだ!!!

 

 

マザーハウスが続いていく限り、世界は本当に良くなっていくんじゃないかなって思った。

 


国際機関やNGOなんかよりも、ずっと近道で。

 


マザーハウスのお店にも初めて行ってみました。

 

 

ニットのタグに、Made in Nepal って書いてあるのを見て、思わず泣けてきた〜(笑)

 

 

貧しい貧しいネパールだけど、こんなちゃんとしたあったかそうなニット作れるんじゃん!

 

 

誇れるものがあるんじゃん。

 

 

危ない国でもなんでもない、いい国なのにー、、、

 

 

ニットやストールを眺めながら泣いてたから、山口さんに変な人と思われたかも(笑)

 

 

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お店では山口さんと少しお話もできて、夢みたいでした😍

 


大興奮の一日😆💕

 

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説得奮闘記②

あの手この手を使って説得してきたけど、やっぱり今回は厳しそう。

 

 

「危ない国に行くつもりなら、今回の旅の計画はなかったことにしなさい」

 

 

って言われました。

 


親の言う「危ない国」とは、ネパールやトルコなど、なんとなく危なそうな国すべて。

 


つまり、「なんとなく危なそうな国」に行くつもりなら、今回の旅自体中止にしろ、ということです。

 

 

ヨーロッパとかなら可能性なくはないのかしれないけど、いまはヨーロッパには行く気がしないや。

 

 

とにかくネパールに行きたかった。

  

 

ここまで、絶対行ける、行くぞっていうつもりで、休学、ほらいやー申し込み、予防接種としてきたけど、今回ばかりは無理なのかもしれない。

 

 

今までちょいちょい海外行った時はその方法で最後にはお許しが出たけど、今回は、もうダメなのかも。

 


ウソついて行くしか、もう方法が浮ばないや。

 

 

もう腹が立って仕方ない。

なんでここまで娘のことを閉じ込めるんだろう。

心配の域を超えてるよ。

 


毎日バイトばっかりして、親の顔色を伺って、機嫌をとって上手に話し込んで、、、心が疲れた〜〜〜

 

 

しようと思えば強行突破もできると思う。実際。

 


ポチッと航空券買って、パスポート持ってこっそり抜け出せばね。

 


でもそんなことしたら、もう口も聞いてもらえないだろうし、もう家に帰らせてくれなくなって、そうなったら、家族でご飯を食べる日がまた何年も遠のいてしまうんだろうな〜

 

 

 って思うと、強行突破はできない。。

 

 

はあどうしよう。
9月までのあと半年ちょっと、どうするか一から考え直そー。

とりあえず明日、マザーハウスの山口さんに会えるのが楽しみ。

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説得奮闘記

インドは危ない、アフリカは危険だ、トルコはやめとけ。

 

たしかに世界は危険で溢れてるけど、でもそれは日本だって同じなわけでさ、


明日、交通事故に巻き込まれるかもしれないし、どこにいたって危険な目に遭うときは遭う。

 

 

 

娘の安全を思ってのことだとはわかってはいるけど。


でも、こんなふうに21年間親の言うなりに縛り付けられて、話も聞いてもらえないのって、どうなのよ。

 

少しくらい、娘の話くらい、聞いてくれないのかねえ。

 

 

 

お金も自分で貯めたし、理想をぶっこんだ初めの計画の、100分の1くらいに抑えた計画にしたのに。

 

それでも出発できないよりましだ、って思って。

 

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 (ほとんど見てすらもらえなかったから、自分で記念撮影😇)

 


なんにも伝わんないのか〜。

 


しまいには、「説明する」じゃなくて「説明します」にしておきなさい、って計画書の言葉遣いまでこと細かく怒られた😇

 

 

 

「おかえり」と言っただけで、「おかえりなさい、と言え」って怒られる家だもんね。


どうかしてるわ。

 

 

 

その国名を聞いただけでやばい国だって判断されてしまう、そんな現実が悲しくて仕方ない。

 

インドにだっておんなじ人間が暮らしてて、悪いことするのは一部の人間だけなのに。


そして彼らも、悪いことをしたくてしているんじゃないみたい。(もちろんみんなとは言わないけど。)

 

誰だって、人を裏切りたくて、裏切るわけじゃない。


裏切ることが必要な社会が、人間をそうさせる。貧しさが、人間の理性を奪い、人を傷つける武器になってしまう。

 

貧困の根は本当に深い、ということを本を読んで知った。

 

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 (ネパール、パタン)

 

ボランティア行って、そういう貧困の現実を実際に見て、貧しい暮らしをしてる人たちに寄り添って、少しでも理解したいと思ってたのになー。


わたしはそんなに危ない旅をしに行くわけじゃないのになー。

 

さて、ここからどうしようかな。

ついにネパールにも行けないのかな〜〜。

 

もう打つ手が思い浮かばないや。

どう頑張ったらいいんだろう。

 

ネパールの影

石井光太という人の『絶対貧困』という本を読んだ。

途上国の底辺で生きる人たちの話。

最底辺で暮らす人たちの話。

10年近く前に書かれた本ではあるけど、今も、そう大して変わってないんだろうな。

すごく、ショッキングな内容だった。

 

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https://www.amazon.co.jp/絶対貧困―世界リアル貧困学講義-新潮文庫-石井-光太/dp/4101325324

 

今年の春、ネパールに行って、ホームステイして、田舎の子どもたちと遊んで、アジア最貧国と言われる国の人々の生活を見て来たつもりだった。

 

 

けど、まだまだだった。

この本を読んで、あの国にもおそらく、もっともっと悲惨な貧困の現実があったんだろうな、って思った。
カトマンズの街を一人で歩いた夜、たまたま私は目にしなかっただけで、麻薬や売春が横行していたんだと思う…。

 

 

これまでいくつかの途上国を訪れて、明らかに貧しいのに、キラキラしてる子どもたちの笑顔や仲良しな家族を見て、素敵だな、幸せは経済的な豊かさじゃないんだな、なんて思って感動してた。

 

 

けど、そうでもないのかもしれない。

貧困のもたらす不幸、も当然ながら存在する。

貧困がもたらす現実は、私の想像以上に、圧倒的で、衝撃的だった。

 

 

そんなことを感じた一冊。

 

 

もう一回ネパールに行って、ちゃんと見て来なきゃいけないな〜。

ネパールの本当の姿。

早く、ネパールに帰ろ。

 

 

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難民映画祭2017

今日はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のやっている難民映画祭2017に、ボランティアスタッフとして参加してきました!🐣

 

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この映画祭は、一人でも多くの人に難民問題について知ってもらいたい、活動を支えてもらいたい、という思いから始まったものだそうです。
難民に関係する映画がタダで観れちゃうんだって。

 


ボランティアスタッフの仕事は簡単で、上映前と後にお客さんの誘導をするだけ。

スタッフも映画を普通に観ることができて、私は2本観てきました。
『とらわれて』と『シリアに生まれて』。

 


1本目は眠気に勝てず寝てしまったけど、2本目は頑張って観た。
なんというか、とても暗い気持ちになるドキュメンタリー映画だった。

 


でもやっぱり、UNHCRみたいに人々の募金に頼る支援には、限界があるなと思った。

 


UNHCRは活動に必要な資金の70%くらいが足りてないらしいし、今日会場に来てたUNHCRのファンドレイザーの人たちも大変そうだったもん。

 


私たち当日ボランティアスタッフが仕事を終えて帰ろうとした時にさえも足止めされて、募金の説明が始まって…。

お金が必要なのもわかるし、協力したい気持ちもあったけど、善意でボランティアしたのに、、次は募金ですか!とも正直思ってしまった。

その時はたまたま台風が来てて、電車が止まっちゃうから急いで会場を後にしたかったってのもあるけど。
なんだか複雑な気分になった🙄

 

 

もちろん善意で募金してくれる人はいるし、それが難民の命や暮らしを救ってるのは事実だと思う。

けど、それだけじゃ、人の善意に頼る支援には、限界があるんじゃないかな、と。

 


支援する側も、支援を受ける側もハッピーになるような支援の形ってないのかな〜。

 

 

そんな感じで、いろいろ考えさせられた映画祭でした。

事前研修を終えて

先日、8日間の事前研修が終わりました!

京都の田舎、和束(わづか)というところで年齢も性別も異なる13人のメンバーで共同生活。

これから一年間、それぞれがいろいろな思いや夢を抱いて海外に飛び出すメンバーです✈️

 

 

海外に行く準備のワークを受けたり、お茶農家のお手伝いをしたり、みんなで夢や目標を語り合ったり。

夜はお酒とお菓子を片手に毎晩おしゃべりしてました❤️

 

 

みんなぱっと見普通の人たちなのに、話してみると面白い、というか、似たような価値観を持つ人たちばかり。

彼らは、人生を語ることのできる人たち。

彼らは、夢を信じることのできる人たち。

自分の夢も、仲間の夢も。

 

 

18期生のメンバー、スタッフの人たち、経験者のみんな、和束の人たち。

本当にいい人たちに出会えた。

8日間の共同生活を終えたばかりで、なんだか何が起こってたのかよくわからない不思議な8日間だったけど、それだけは確か😌❤️

 

 

これからは、1ヶ月半くらい日本でバイトして、12月中に出発予定。

みんなに負けないように、頑張ろ。

強くなって帰ってくる🌏✈️

 

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